性能の高い 快適な 家

2020年8月29日

こんにちわ 武田 憲昭です。

今日は 設計現場管理の担当させて頂いている、建物の 躯体検査がありました。 

躯体検査 (防水、耐震金具、等 )は 問題なく 通過しました。

 

建物は 長く住んでゆくにあたり デザイン性も 生活に ゆとりを与えてくれて 非常に重要な部分ではありますが、 それだけでは無く、 住んでからは 目に見えない このような 省エネ性、 耐震性、 メンテナンス性 が 非常に 大事ですよね。

ネットの口コミなどを見ていると、 こういった面で、 後々 後悔されている方々が 多いんだなぁ と 感じます。

デザインは 良いが、 その住宅会社の施工性(職人さんの 技量やバラつきムラ) や 性能 や メンテナンス性 に 不安があるのであれば、 性能評価 、認定住宅 の 認定を 受けて下さい と 伝えればいいんじゃないか と 思ったりもします。   工事が はじまってしまってからでは もう手遅れですので、よく 考えてみて下さい。

 

本日 検査を受けた現場は 認定を受けるので、(既に設計認定は受けて工事スタートしています)  後は、施工後の 施工認定の検査を 合格する必要があります。

ついでに、今日 来られた 検査員さんから  性能認定検査の際にスムーズに運ぶ為に、写真を撮っておいた方が良い 箇所など  いろいろ 教えてもらいました。 検査員さん 自身も 手間が省けますし、季節柄 暑くて体力的にも 辛いですしね。  ありがとうございます。

 

 

施主様の 名前入りの 土台を 写真に収めつつ、 断熱材の 名前( NEOMA FOAM )ネオマフォームと 書いてあります。 で その 厚みですね。 66mmと記載されている事を 写真に 収めました。

ネオマフォーム 66mmですと 熱伝導率0.02w/(m・K) です。 これに 構造用合板の 熱伝導率の補正を加えて、 基礎の性能を考慮した 温度差係数(0.7) を かけて 断熱性能値を 導き出せます。

 

天井は 補正値はなく、 温度差係数は1.0なので 一応 断熱材のみの 性能のまま計算値に 組み込みます。

これらの 詳細な 写真が それぞれ 有れば、 床下に潜っての断熱材の確認と、天井点検口から 天井裏に上がっての 断熱材の確認検査も 簡略化できると 聞きました。

 

基礎断熱は 50mm。 ここは 断熱材の種類が 商品に 書いてなかったので、出荷伝表が あれば 床下に潜る必要がなくなるので 検査も スムーズと 言われました。 

基礎断熱は、抵抗値 2.25に 立ち上がり高、底盤高、折り返し長 を 考慮し、線熱貫流率 0.4を 導き出します。

 

お客様から 求められてもいないのに イチイチ説明するのは、 聞いている お客様からしても 億劫な時間ともなりますが、 

「 自分の家は 温かいですか? 」  と 聞かれて、「 はい!」 じゃなくて、今の時代  お客様の 家を しっかりと 細部まで 説明できないと 営業マンとしても  駄目だと思います。

ネットで情報が氾濫している時代です、お客様も そう簡単に 信じてはくれません。

上記で 説明した 計算方法は、 簡単な 簡易計算方法なので 実際の建物よりも 数値は 悪くなってしまう計算方法ではあります。 でも  ある程度の 根拠ある 目安にはなる 数値です。

 

と いうか 来年からは 契約時に 建物性能 数値の説明、その根拠となる計算書の提出 が義務化されますよね。 営業マンにも かなりの 専門知識が 必要になってきている 時代に なりそうですね。

義務化 といっても 契約書 重要事項説明の際に、 性能値は計算しておりませんと記載し 説明すれば足りる事なのですが、 それって 恥ずかしいですもんね。

頑張りましょう。

 

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