最近 ある噂が 飛び交っております。
最近では 日用品含め 何もかも 値上がりラッシュが 凄いですよね。
住宅業界も まさにソレで ウッドショックに始まり、 キッチン 浴室 クロス、板金材 ほとんどの建材が 値上げ 値上げ、、、。これは まさに現在も 進行形です。
そんな中、裁判が立て続けに起こっていると噂を耳にしました。
一度 契約をしたお客様へ この値上げラッシュの ご時世で、 住宅会社が お客様へ 契約金額から2割~3割の値上げを申し出たそうです。 これで 裁判となっている事例が多いみたいですね。その中の1件は、リアルな当事者から直接 話を聞いたので 噂じゃなく 実話ですね。。。
当社の場合は、一度契約をしたお客様へは 価格据え置きで 何とかやっていますが、正直 厳しい状況です。
世の中の流れ。 裁判官は どの様な 判断を下すのか。感情移入しない第三者による判断なので 何となく結果は 薄っすら分かるような気がします。
さて、 感情移入という言葉出てきました。
『感情』
私も含め 皆様も 感情というモノを持っていると思います。
そこで 最近 実際にあった話をしようと思います。
とある 大手さんの従業員さんと 話をしました。
我々 中小企業は 何とか お客様の為に たとえ状況が悪くても、自分が不利でも 動く事が多々あります。 そんな常識下で動いている 自分たちなので、 時には 甘くみられる事もあるのかもしれませんね。
とある物件で、 お施主様が自身で手配されたメーカーさん(当社とは過去取引は一切ない)へ連絡した際の お話です。
僕 「〇〇の工程完了後に、 お願いできませんか?」
大手さん「それは 無理です。」
僕 「えっ?なぜですか?」
大手さん「うちは、そういう決まりです」
僕 「いや できない理由を聞きたいのですが?」
大手さん「すいません。会社の決まりなので。」
僕 「こうやったら 出来るはずなんですけど。今まで 他のメーカーさんは 皆そうやって 動いてくれているのですが。」
大手さん「出来るのは 充分に分かりますし、言われる事はその通りですが、これは 会社の決まりなんで」
僕 「頑なに 断られますが、そちらに何の被害もないですよ。」
大手さん「申し訳ありません。無理です。そういう決まりです。」
この流れを お客さんに伝えると 「それじゃ 困る、」
僕 「なら 当社で取り付けしましょうか?」
お客さん 「そうした方が 良かったですね」
大手さん 「キャンセル不可です。」
僕 「。。。。」
よって 工期工程遅延確定。。
(誤解なしに 言いますが、断る理由にすらならない 些細な事なんです。サラダを箸で食べるか 割りばしで食べるかの違い こんな感じ。 でも 絶対 割りばしでは食べない決まりだそうです。)
正直 この対応頂いた大手さんの従業員さんも 全然 悪くないのです。会社の言われる通りに 返答をされただけなので。
廻り廻って こういう対応をされるメーカーさんだと 知らなかった僕が 一番悪いという結論に至るわけなんですね。
メーカーさんからしたら、私の方が 無理強い言うクレーマー的な 存在になっている感じが見受けられますよね。
人によっては、どこへ感情を移入するかによって 全然 違う解釈になってきます。僕は、施主様の為に 工期を遅らせない為にと思い お願いした事が、大手さんにとっては 迷惑なお願いだったという事ですね。 お客様は、直接 自分で商品手配した方が 安くなると思い 自ら手配された事。
結果 誰も 悪く無いような 気がします。
単世帯 新築一戸建てですと工期4ヶ月で完成なんて、 厳しい時代に なりそうですね。
照明器具は付いていないままの 引き渡し。 換気扇がないお風呂でのお引渡し。2階トイレが無い状態、食洗機の無いキッチンでの お引渡し。
こういった現実を見ていると 現に もうそうですが。価格高騰、納期遅延、状況は悪化を辿る一方です。
今日こうだった話が、明日 ひっくり返る事もある激動する この時代、今までの 通りのマニュアル キツくなりそうですね。 マニュアルじゃあ対応できないんじゃない。。