「里帰り」
お盆なので久しぶりに 実家に里帰りをされた方も 多いのではないでしょうか?
私の里帰りというと、、、、。
もう 薄々 気付いておられる方も たくさんおられるとは思いますが、
私の親父は 共栄ホームズの社長であり、私は息子です。 なので
私の 里帰りをする実家といえば、 「共栄ホームズ」 という事になるのです。
私が産まれる ず~っと前の 先々代から 「共栄木工」として ここ婦中に根付き、今現在 「neo&classic ㈱共栄ホームズ」 として建っているこの場所こそが 私の 実家であります。
言い変えれば 毎日 里帰りみたいなものですよね。
すこし皆様とは 違う形での 特殊な 「里帰り」かもしれません。
また 特殊な関係なので 仕事上、皆様とは異なる 悩みを抱える事もしばしばありますが。
切磋琢磨しながら お陰さまで 「共栄ホームズ」も ある程度 建築事務所として 認識されてきているように思えます。
ただ 息子として 言いたい事は、リフォームとは一味も二味も違う、「民家再生 事業」 家を 骨組みにして家を基礎から再生し、現代の建築基準法に基づき再生する工法。
富山県で 一番先に やりはじめたのは うちの親父であり 当社社長であります。 その当時 このような面倒な工事をするくらいなら 「壊せ」 と言われていた 使い捨ての時代。
先駆けて 「壊すなんてもったいない」と叫び続けた 結果が 間違いなく 今ここにあります。
15年以上も前 私が10代の時、社長(親父)と ハンマーを片手に リフォームする 家の解体しに 現場に行っていた事を思い出します(当時 あまり役に立っていなかったと思いますが、、、)。 帰りに 一緒に味噌ラーメンを食べた 記憶があります。
でも この時 俺も 将来 この仕事をするんだろうなぁと 漠然と 思ったものでした。たぶん親父も 解体に役に立つ人材の為に 俺を連れていったのではなく、 その為に 連れていったのだと思う。今思えば、親父の思惑は成功したと言えるのかもしれません。
あの時から 「共栄ホームズ」は 今の形に 向かって走ってきていたのだと 思います。
また 子供(俺)を 養う為、仕事を がむしゃらにやってきた。これは否定できないと思う。
俺も そろそろ ひっぱられてきた手を、肩に廻してあげないと いけないと思うのです。