誠に勝手ながら、
8月11日(木) ~ 8月16日(火)
夏季休暇とさせて頂きます。
株式会社共栄ホームズSTAFF BLOG
【当社・職人方 一同は、人の心に感銘を与える仕事が
最高の仕事だと思っております。】
↑スケルトン解体 次は大屋根の工事です(仏閣・寺院ではありません)
↑内部2階西側からの骨組みです(上部には小屋裏物置の床組みが見えます)
↑白漆喰がまだ残っているところが、枠の内の部分です
↑猛暑の中、屋根工事の打合せ中
・施主様から頂いた仕事に感謝いたします。
・猛暑の中、手刻みの仕事に汗をする大工6人、各職人方に感銘。感謝いたします。
そこで、私なりの感銘とは
材料を無駄なく使い、現場はいつも綺麗に、人々に対し丁寧な対応、、、
このような普通の事が人々に与える感動であり、
決して難しいことではない、身近で誰にでもできる行為だと思っております。
今後も、私を含め職人方一同共有し 皆様に喜ばれるよう努力いたします。
社長のつぶやき
なんだかんだで 8月 お盆前に なっちゃいましたね。
この暑い夏以上に ただただ毎日毎日 忙しくて ブログ更新も サボりがちでした、、、
そんな中 お盆前のお引き渡しを目標に進めておりました建物です。
そんな 建物に 施主様立会いのもと 家具が搬入されました。
最近のブログは 僕の設計、コーディネート担当の W様邸の更新が多い感じになってしまい、スイマセン。 僕以外の担当者さん達の現場、 僕も 他に様々な魅力的な現場をもっておりますので、そちらも 近日には 更新し ご紹介させて頂こうとは思っております。 でも やはり エンドユーザー様の皆様が もっとも 興味があるのは、最終的な 仕上がりだと 思います。コロナ渦で なかなか完成見学会という訳には いかないご時世ですので、少々 ブログ お付き合い下さいませ。
良い感じです。 家具を入れただけでも 和風寄りの空間から モダン感がプラスされて一気に和モダンに 変貌した感じがしますね!
本物のウォールナット材の 造作家具です。 骨組みは 桐という 機能性 デザイン性に優れた家具(TVボード) シンプルな空間にスパイス的なアクセントになっていて、カッコいいですね。
和室も いい感じです。 色彩の淡い空間で仕上げたので、濃い色の座卓で アクセント。
バッチリ決まりました。 障子戸を閉めると 完全な 座敷空間。
障子戸を開ければ リビングとの繋がりのある 小上がりの和室空間となっております。
本当 上手く調和のとれた 空間に まとまったと 思います。 良かった!
キッチンはダブルシンクのオールステンレスキッチンなので、 それだけでも 見ごたえがある空間なのですが、 一応 キッチンにも 少し 小物で 飾り付けしました。
それにしても 凄い 収納量の キッチン空間ですね。 機能性も 抜群です。
LDKの 障子戸を 開ければ、 南面に面した 屋根付きの 大型タイルテラスと 繋がります。
夏ですと 友人達と BBQ や プールなども 思う存分に 楽しめます!!
また 夏の暑い日差しは 3mの軒で シャットアウト で 快適パッシブ住宅です。
パントリー空間にも すこし小物を置いて 飾り付け。
パントリーというか 小物のせいで、飾り棚にも 見えてきました。 これらの 小物は、展示場から 拝借してきております(笑)
洗面所です。 トイレが併設されております。
トイレには アクセントのエコカラットが 壁一面に張られております。 照明は 間接照明のみで 少し 薄暗いかもしれませんが、 それは施主様の こだわりでもある あえてのチョイスです。
ウォークスルークローゼットです。かなりの衣服が収納可能です。当然 まだ 引越し前なので、 僕の自宅から自前で服を 持って来て 飾ってみました。 イメージ付きやすいでしょ?
この ウォークスルークローゼットを通り過ぎると 一階にある 主寝室へと 繋がります。
主寝室は、小上がりで、大きな 勾配天井の 寝室です。
さらに奥には ご主人の書斎へと 繋がります。
書斎の造作家具は、床材などに 合わせた アッシュ系で 揃えたので、とても温かみのある書斎に なっております。
玄関は 岩壁がアクセントになっていますので、特に 飾り付けする必要はないと 思いました。
半導体不足の影響で 外部の人感ポーチ灯は、残念ながら お引渡し後の設置と なりそうです。
お施主様には なにかと ご不便と おかけ致しますが、何卒 よろしくお願い致します。
植栽など すこし残して ほぼ 完成致しました。
断熱性も 性能認定受けた UA値 0.4台の 『GⅠ』 性能を もった建物です。
トリプルガラス(クリプトンガス入)オール樹脂サッシ。 玄関ドアも イノベストD70 超高断熱ドア。
フェノールフォーム(ネオマゼウス) ダブル断熱の家。
デザイン良く、性能も良い家を 施主様 と 予算と 照らし合わせながら目標にし、協力し 完成させて頂きました。
ありがとうございました。
担当現場の 完了検査に向けて工事が進んでおります。
まだ 少し工事は 残っておりますが、 だんだん仕上がってきております!
クリーニングが完了致しました。
【テラスへと続く 障子格子戸】
【キッチンからのアングル】
【井戸水の使える オールステンレス ダブルシンクキッチン】
【LDK + 小上がり和室 と 勾配天井】
【岩壁のアクセントウォールのある 玄関ホール】
最終的な 仕上げ工事で 一番忙しい 時期です。 暑いですが、頑張りましょう!!!
こんにちは お久しぶりです。僕の 更新は 10日間ぶりになっちゃいました。
今日は、担当現場の 残材片付けに行ってまいりました。
内装工事が ほぼほぼ完了致しましたので、クリーニング前に 余った破材などの 片付け作業です。
良い感じに 内装も仕上がりました。
内装クロスの柄は、すべて一色一パターンに統一されております。このチョイスが、シンプルで 素材感が生かされて 高級感のある内装に仕上がります。
キッチンから見たアングルですね。 奥が小上がり和室になっております。
シンプルですが、素材が生かされて 良い感じですね。 張られている部材も、本物の石壁ですよ。 照明に照らされて綺麗です。
エコカラットの張られた トイレです。明かりは 窓と、間接照明だけのトイレ空間です。昼間はほぼ照明は点けないと思うので、夜間使用の事を考えた 眠気が覚醒しないような明かりの計画となっております。
完成 間近であります。
ブログのタイトルにもありますが、質感も デザインも良くて、トリプルガラス、フェノールフォームダブル断熱。
UA値も 数値0.4台の 性能認定を受け評価書を取得しております。
良い建物に仕上がってきております。
現在、解体工事途中の築100年のお屋敷には
昔懐かしい場面に出会う事が幾度もあります。
今回は、家の大屋根を支える「トラス梁」の話しです。
天井の解体が始まり、小屋裏から「トラス梁」が見えてきました。
当社もこれまで再生住宅をしてきて、木造住宅の規模で
見るのはとても珍しく感じました。
50代以上の方は、学校校舎が木造で作られている方がほとんどかと思います。
全校集会などを行う大きな空間で、天井を見上げると
写真のような小屋裏があったのではないでしょうか?
懐かしい記憶も蘇りました。
「トラス梁」のよい所は、木造でも大断面を作り出すことができ、
各部材の負担を軽減できる所にあると思います。
しかし、現在ではコスト面や施工が複雑になってしまう為
なかなか採用は難しいかと思います。
当時の大工さんの技術はすごいものだと感じました。
写真は、2階と小屋裏の写真です。
2階だけで約140㎡(42.27坪)あり、その空間を支えています。
社長のつぶやき
2022年7月~ 南砺市S様邸の解体工事が始まりました。
当社はおかげさまで35年、再生住宅(フルリノベーション)200棟を越えました。
日本の木造建築は世界に類を見ないほど、高い技術力に裏付けされ、
在来軸組工法の骨組みは一貫して、大工の棟梁に引き継がれます。
そして技術はどんどん進化し、かつては考えられなかった
「断熱性」「気密性」「耐震性」などの強化がなされ
新築性能にほぼ近い性能向上リノベーションを実現しています。
どんな家にも歴史があり、物語りがあると実感しています。
できる限り次の時代に引き継がれ、受け継いでいってもらいたいと願っております。
ここ数年新築需要が減っていく中、自画自賛するわけではありませんが
ようやく再生住宅の考えが今の時代についてきたと思います。
再生住宅は、心の余裕、経済的余裕を支え、家族を支えてくれます。
社長のつぶやき、
ふぁ~ 寝不足です。。
眠い脳を 覚ます為にも 今日は 少し小難しい話です。
富山市にて 地盤調査が 終わりました。
地盤調査の結果により、改良工事が 必要か不要か?が 判ります。
できれば 地盤改良は 無い方が 建物の方に予算が廻りますので、施主様にとっても、こちらとしても 無いにこしたことはないのですが、 必要という結果が出た場合は、 改良工事は必要であると考えます。(地盤の判定方法にも いくつかの フロートチャート パターンがあるのですが、小難しい話なので 割愛します。)
さて、そんな地盤問題が解決すれば いよいよ 建物の基礎へと 工事が進んでゆきます。
最近 基礎といえば ベタ基礎が主流ですが、ベタ基礎といっても 2パターンに分かれます。
設計方法が 『建築基準法』か? 設計方法が 『品確法』か? の2パターンに 分かれます。
知られないかもしれませんが、 『建築基準法』は、安全な生活を送る上での建物の必要最低限の基準を示した法律です。
営業マンさんが「うちは建築基準法をクリアしてますので大丈夫です」 と 答えた場合、
そもそも最低限の建築基準法をクリアしない建物は 建築確認申請すら許可されませんし、それらを違法建築物と呼ばれます。 昔の建物は、既存不適合建築物とも言われます。
これ(建築基準法)以上の性能は、任意規定になり、『品確法』が適応されます。 皆様の耳にする言葉に直すと、耐震等級2~3 と言った方が分かりやすいでしょうか?
耐震等級1=『建築基準法』による設計 耐震等級2以上=『品確法』による設計 という おおまかな認識でOKかと思います。
断熱性能等級も 同じ事が当てはまります。
雨漏れ防水に関しての品質は、ほとんどの住宅会社が 品確法はクリアしている時代だと思います。 躯体、基礎、断熱は まだまだ 任意の振れ幅部分が多いのが現実です。
建物って 設計のスタート時点で どの法律の既定で進むかで、結構 違う方向に向かうという事を理解頂ければと思います。ネット情報拡散の時代 もう素人さんでも 知っておられる方々も多いかもしれませんが。
さて、皆様は どちらの既定に従い 自分の住む家を設計して欲しいか。 これはお金に関わる事なので 予算と相談するのが一番かと思います。
さて、話は逸れましたが、 そんな富山市のK様邸 地盤調査が終わりましたので、これから 基礎の設計に入ります。 よろしくお願い致します。
今日は 一般建築物石綿含有建材調査者の考査試験を受けてきました。
普段の仕事に密接に関係していながら、深くは理解に至らない項目でしたので 個人的には なかなか 歯ごたえのある試験でした。
試験を終え、夕方18:30に 帰宅しましたら
とても悲しいニュースがTVで放映されておりました。
さすがに ブログを長々と 更新する気分には、 なりませんね。。。
7月7日 七夕ですね。 天の川 見えるかなぁ??
今日、明日で 研修に来ております。
来年10月より、建物解体前に 石綿調査をし報告する事が義務化されます。
その事前調査報告をするには この資格が必須になります。
これを聞かれた方は 前々から 石綿(アスベスト)には報告義務があるんじゃない?と 思われるかもしれませんが、 その通りで、以前までは レベル1,2までは 義務でした。
今回の法改正で、レベル3にまで 調査報告義務対象が拡大したという事です。
簡単にいうと 一般住宅の建材まで 拡大したという事です。
一般住宅に アスベスト? 工場とかホテルなど大型施設の鉄骨部に吹き付けてあるモノじゃないの?って 思われるかもしれませんが、レベル3程度のアスベストは、2000年代まで 普通に 建材として多く使われていました。 高度経済成長期、アスベストは、安くて 加工しやすくて、断熱性能や耐火性が良い「魔法の建材」と 呼ばれ かなりの建材に混入されていました。
そんな 石綿。 レベル3まで調査対象となるとなると、今まで 何も考えず壊していた様な、フロア材、石膏ボード、数々の接着剤、防水ルーフィング、タイル、Pタイル、クッションフロア、防火クロス、巾木、ケイ酸カルシウム板、ロックウール、窯業系サイディング、吸音材、塗装塗料 とても多くのモノに 石綿は含まれている可能性があります。
こういった天井材 見られた事ございますか? これにも アスベストが含まれている可能性があります。
大気汚染防止法(環境省)の18条の15 要約によると、これらの調査費用は、発注者という事が担保されており、 要するに施主様が負担する事が基本となっております。
全解体はもちろん、家をプチリフォーム(水廻りの交換、内装工事など)しようと思っても、解体前に調査報告する事が義務化される訳です。 既存の外壁の上塗り、畳の交換、電球の交換、釘を打つ抜くだけの工事が非対象なので、ほぼすべてのリフォーム工事が この対象となってしまうのが現状です。
最近の ウッドショック、建材高騰など、家を建てるとなると、 施主様負担の部分は 日に日に多くなってきているなぁと 感じる 時代ではあります。