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先日 造作の洗面化粧台を 動画で紹介させて頂いたところ

「デザイン重視で 耐荷重弱そう….。」という声を頂いたので それにお答えします

結論から言いますと、

「安価な造作家具ですとその通りだと思いますが、当社の造作家具は 控えめに言って既製品の5倍以上の強度で設計しておりますので、ご安心下さい」 これが答えです。

補足になりますが、造作家具屋さんへ制作・取付含めて丸投げしている会社さんですと 耐荷重はそこまで考慮されておりませんので ご注意お願い致します。(家具屋さんって構造設計の専門家じゃないので当たり前の事ですよね?よく考えれば分かる事です)

体重70キロ~80キロの僕が乗ってもビクともしません

また カウンター隅で集中荷重(ジャンプ)をかけてもビクともしません

洗面カウンターに乗っていても 家の床(フロア)面と同様の安心感があります

見学会の際に上ってもらっても全然構いませんので 良かったら上ってみて下さい

ベンチ型収納も 当たり前ですがもっと頑丈です

(家族3人が同時に座り込む事を想定しないといけませんので)

鉄骨持ち出し梁を 木造の柱に荷重を逃がす設計にて取り付けてあります

要は、鉄骨梁の位置と木造柱の位置 そして木造柱と土台部分の引き抜き金物の選定 これが重要となってきて デザイン前の事前計画が重要となってきます

壁に荷重をかける設計にすると「ミシっ! ミシミシ!」って音が鳴ってしまい 不安感を煽ります。 仮に柱・土台に荷重を逃がす取付方法でも やはり木造なので音は多少しますが、壁取付よりもだいぶ音は少ない印象です

ただ取り付ければ良いのであれば もはやDIYです

ご安心して長年使って頂けれるからこそプロの仕事であります

 

 

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お疲れ様です 今日は水曜日でお休みなので

現場で撮り溜めていた動画たちの 編集作業をすすめております

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今日は 新築のご提案図面を作成しておりました

間取りは ほぼ 完成

3Dパース図作成に取りかかっております

玄関ホールからデッキテラスと庭が望める 抜け感のあるホールにしました

中と外との繋がりも重要視しました

 

壁掛けTVのあるシンプルなLDK空間です

壁掛けTVの背面にはバックヤードROOMがあり、AV機器の配線をまとめる間取りになっております

バックヤードから2階・書斎へと繋がります

2階へ向かうにも玄関クロークからバックヤードを通ればLDKの視線を気にせず2階へ上がる事が可能で、家族間のプライバシー性も確保した間取りです

気に入って頂けると嬉しいです

 

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現地調査の依頼があり 伺ってきました

明治時代に建てられた古民家です

こちらの建物を現代の 技術・各種計算方法を使い現代基準の建物へリノベーションします

断熱等級5以上 かつ 耐震性IW値=1.25以上へ改修計画です

お施主様 ご家族皆様へ まずお伝えしたい言葉があります

「ありがとうございます」

建物の歴史 ご先祖様に代わり我々が代弁の役割を担います

こちらの枠の内空間を最大限生かした 間取りになります

古き良きものを生かしながら現代技術で甦えらせる

僕自身も 心躍る提案が出来そうです。

人の集う為の空間「枠の内空間」 古民家ホテルのラウンジの様に素敵に甦る提案

客間を兼ねた枠の内空間を介した二世帯住宅の間取り

残すべき建物 富山県にはまだまだ残されております。

お任せ下さい

「壊すなんてもったいない」

 

 

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リノベ中の自宅

注文していた 洗面ミラー収納の箱を開封

確認すると寸法を間違えていました。。。。

お施主様の家であれば 謝罪➡再発注➡取付という流れなのですが

まぁ 自宅なので もったいないので取り付けちゃいます

歯磨きベンチ収納に腰掛けて 改めて見てみると

アリっちゃアリかなって 思ってきました

トラブルも前向きに考えようと思います。自分の家で良かった〜(焦)

 

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クロス屋さんに見切り材を取り付ける事を強く言われまして、

無垢の杉材を加工して クロス仕上 と 珪藻土仕上との見切り材を取り付けてきました

見切り材を取り付けると 出っ張り部分に埃が溜まるし、見た目もスッキリしないなぁ~なんて左官屋さんと相談していて

クロスの上からでも塗れる珪藻土を使い段差を利用しながら納めようという話になりましたが、

普通のお施主様宅だったら セオリー通り見切り材を付けるのですが、自分の自宅だから経験としてやってみようと思っていたのですが、クロス屋さんの猛反対にあい

無垢の杉材を加工して

見切り材を取り付ける事に

安全策を取り 結局 冒険はせず一般的な方法で納めました

取付てみると意外に珪藻土と合い 思ったよりノイズにならず良かったかもしれません

 

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前回のブログでリノベーションにおける魅力の一つである、長年生活してきたからこそ 具体的に把握している窓からの採光具合についてお話しました。

採光予測じゃなく採光具合という言葉使いがミソです。

こちらのお写真は 現在リノベーション工事中の玄関ホール空間です。

凹凸荒々しい塗り壁が特徴的な玄関ホール正面の壁面です。

こちらの空間も 中庭東面の窓からの採光具合を生かした陰影作りを計画しました。

写真左側(東面の窓)からくる朝日が 玄関ホール正面の塗り壁の陰影を強調させており、リビング空間へ自然光によって自然と足が導かれるよう動線がひかれております。(洞窟効果)

夜は 写真右側西面(窓の無い木張り面)を間接照明で照らして 昼間と違う空間に演出しております。

こちらの建物の場合、東側には隣の2階建ての建物があり さらに中庭を介して自宅の2階一部に東面が被り採光に影響を複雑に与えており、一般的な磁北での採光計画はとても難しい立地です。

立地条件を熟知しているからこそ計画できる 空間の陰影計画だと思っております。

 

 

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今日は 図面作成など 少々忙しいので、

少々手抜きブログになりますが

昨日の西日を生かしたリノベーション物件を動画で紹介しております

動画の方がよりリアルに現地の状況を感じられるかと思います

Youtube運営に関しまして 広告収入の設定・申請もしておりませんし、純粋に興味ある方だけに見て欲しいので再生回数なども全然気にしておりませんので、お気軽にクリックしてご覧になって下さい

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現在 リノベーション工事中の現場

こちらは西日を生かした設計となっております

夕方の西日が差す時間帯だけ姿を現す空間がこちらです

東面の塗り壁に西日が当たり 自然光の間接照明空間が姿を現します

塗り壁の凹凸の陰影も良い感じです

リノベーション前からこの西日で照らされる螺旋階段空間の姿が好きでした

こういった事って リノベの魅力の一つですよね

周辺環境を長年住んできて熟知しているからこそ出来る技法だと思います

建物への風当たりからはじまり、隣人の人柄や生活習慣リズム・時間帯により どの部屋から見られる可能性があるなども知っていたりします

キッチンにタイルが施工されておりました

イイ感じです

完成が楽しみです

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今日は S造 いわゆる鉄骨造のリノベ現場へ

鉄骨柱や梁は、木造の柱・梁よりも熱伝導率が高く 外気の影響を室内へ伝えやすいので

S造(鉄骨)は 断熱性が悪いといわれる所以であります

が こんな感じで 柱・梁材に直接断熱施工を施す事により対策が可能です。

柱・梁材の室内側を断熱材でぐるりと囲ってしまいます。

(※木造の場合でも 断熱等級7を目指す場合は 柱・梁に断熱材を施工します。 断熱等級6以下の場合は、木造の場合 熱橋部は剥き出しの場合が多いです。しかし構造が鉄骨の場合 断熱等級に関係なく熱橋部断熱処理は施すべき仕事であると考えております。)

本当は、外部付加断熱(外張り断熱)を施工した方が作業効率や気密性の面なども考慮しても良いのですが、そうなると 施工が過半以上の場合 建築確認申請が必要なリフォームに該当するので ここら辺は施主様と協議しながら 専門的な立場から考慮し、今回は室内側から熱橋部処理を施しました。