八尾町 曳山祭り

ゴールデンウィーク初日 八尾町の曳山祭りへ 行ってきました。

越中八尾は おわら風の盆が 全国的に有名ですが、この曳山祭りも なかなかの見所がある お祭りです。 

 

今の様な 曳山祭のはじまりは 江戸時代。絹、紙などの産業で繁栄し、富山藩の御納所と呼ばれていた 八尾町。その 繁栄の象徴として 立派な彫刻や金箔を施した曳山で 街を練歩いたのです。 

 

 

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また 夜には提灯が灯され その姿は まさに 「不夜城」と呼ぶも ふさわしい姿です。

 

江戸時代から現在 平成に至るまで 受けつながれている伝統に 感動すら覚えました。 過疎化の一途を辿る 富山ですが、無くしてはいけないものの一つを 目にしたのだと痛感しました。 歴史ある街並みの 直角の曲がり角を 曲がる時の あの若い男集の 威勢に熱気。 曳山のギシギシ 軋む音。 車輪の引きずる地鳴り音。とても 迫力もあり、今の日本 富山の 現状を背景に思い浮かべると 少し儚くも聞こえたのも事実でした。

 

我々の 行っている 家を受け継がせる 再生住宅、空家の活用も また これと通ずるものがあると感じます。

 

空家が増え続ける中でも どんどん分譲地が増え新築が建てられ続ける中、 家を受け継がせる事、儚い想いなのかもしれませんが、これを どうにかしょうと 動かなくては 儚い想いは 時代の波に流し消されるかもしれません。 それは 淋しい事です。

 

富山屈指の 家の再生技術を持つ 我々が 行動をしてゆきます。

 

 

 

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